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ディズニー&ピクサー映画ソウルフル・ワールド感想と見どころ【自己肯定感低い人におすすめ】

ソウルフルワールド映画の主人公ジョーの画像

出典:ディズニー公式サイト

ディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』吹替版を映画館へ見に行ってきました。

とても面白かったです。

今の世の中、夢も目標も何ももてずに人生迷子になっている方も多いと思います。

そんな自己肯定感低いと感じている方におすすめな映画だと感じましたので、記事でご紹介させていただきます。

Nanae

よかったら、最後まで読んでいただき、ぜひ参考にされてくださいね。

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ディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』あらすじ

ソウルフルワールド映画の画像

出典:ディズニー公式サイト

ディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』が2024年4月12日より公開されました。

  • コロナウイルスの影響で劇場での上映が延期。
    その後、劇場上映が中止となり、2020年12月25日より、ディズニープラスで配信が開始。
  • 『モンスターズインク』や『インサイド・ヘッド』も手がけられたピート・ドクター監督が送るアニメーション作品

ご存じでない方のために、少しあらすじをご紹介させていただきます。

【ディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』のあらすじ】

ニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーは、夢が叶う直前にマンホールに落下してしまう…。彼が迷い込んだのは、ソウル<魂>たちが地上に生まれる前に「どんな自分になるか」を決める世界だった!そこでジョーが出会ったのは、やりたいことを見つけられず、❝人間に生まれたくない❞と何百年もソウルの世界に留まっている❝22番❞と呼ばれるソウル。夢のために地上での人生を取り戻したいジョーは22番に協力を求めるが…奇跡の大冒険を繰り広げる二人が、最後に見つけた<人生のきらめき>とは…?

引用元:公式サイト

ピート・ドクター監督の『ソウルフル・ワールド』映画に込められたメッセージとは?

ピート・ドクター監督は、以下のような思いを映画に込められており、観る人に伝えたかったそうです。

引用させていただきました。

「夢を叶えた人や叶えられなかった人、関係なく、自身の人生に誇りをもってほしい」

引用元:シネマカフェ

本当にこの作品は、メッセージ性が強く、子供の作品ではなく大人向けのように感じます。

しかし、キャラクターがかわいく、見ているだけで癒されるので、アニメの映像としては、お子様も一緒に楽しめると思います。

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『ソウルフル・ワールド』を見た感想と見どころ【自己肯定感低い人におすすめ】※少しネタバレあり

ソウルフルワールド映画のジョーと22番の魂の画像

出典:『ソウルフル・ワールド』公式Twitter

ここでは、この作品の感想と見どころをお伝えしていきます。

【ソウルフル・ワールドを見た感想】少しだけネタバレあり

死後の世界は怖いと想像してしまいやすいが、この作品は、まったく怖さがないです。
この世とあの世をユーモアたっぷりで、明るく描かれています。

ジャズピアノの音楽も楽しめるし、アニメなのに、細部までキャラクターたちを表情豊かに表現されており、小さい魂のキャラクターたちが何とも愛らしい。

とても心あたたまる素晴らしい映画でした。

この映画は、自己肯定感が低く感じている方におすすめの映画です。

現在社会では、人と比較してしまい、輝かしい人生を送っている人たちをみると、
「自分には何も価値がないのでは?生きる意味とはなんだろうか?」
そんなふうに考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
特にまじめで誠実な方ほど、自分を責めたり追い詰めたりして、思い悩んでしまうかもしれません。


この映画をみると、「~しなければいけない」という謎の自分を縛り付けている固定観念の鎖がほどけていくのです。
「正社員でちゃんと仕事をもち、長く勤めなければ」
「結婚しなければ」
「子供を産まなければ」
「人の役に立てて自分もやりがいがもてる仕事探さなければ」
このように、余計なことは考える必要はないと思わせてくれます。
シンプルに『日常を楽しく生きる』これだけでいいのだ。

映画の物語に入っていくうちに、ガチガチだった思考と心が解凍されて溶けていく感じです。
「何かをつかむ、何かで成功することが生きる意味ではない」
「何ももたなくても、生まれた時から寿命が尽きるまで変わらず、誰でも存在価値がある」
「自己肯定感を上げようとしなくても、そのままで尊い存在」
そんな気持ちが自然と内側から湧いてくるかもしれません。
夢をつかんでも喜びは一瞬で、次の日からはまた普通の日常が繰り返されるだけなのだから。
夢をつかむことが『きらめき』ではなく、日常生活の中が、幸せの宝庫なんですね。


現代では、女性が活躍する場も広がり、夢をつかんで成功している人も多い。
そのような人たちをSNSなどで情報を見聞きすると、夢をもたなければと焦りが生じてしまうこともあるかもしれません。



「後悔しないように、いろんなことに挑戦しよう」
「自分の好きなことを仕事にしょう」
「人生は有限だから、嫌なことをしている時間はない」
このような言葉をあちこちで聞きすぎると、「大きな目標をかかげなければ、生きている意味はないのではないだろうか?」
とさえ思うことがあるかもしれない。
このような行動を促す言葉たちは、聞きすぎると危険かもしれません。
自分を追い詰め、心を苦しめるからです。


もちろん、好きなことをして人生を楽しむことが、生きる原動力にもなるため、私もそのような言葉を時々発信することがあります。
ただ、人それぞれ、心の状態は違うから、心が追いついてこないこともあるわけです。
これらのプラス言葉は、誰しもの心に響くわけではない。
要は、人の言葉に踊らされず、自分の心に聞くのが一番確かだということです。
自分の心は包み隠さずすべてを知っているから。
自分の心に正直に生きることが一番なんですよね。
だから、必ずしも自分の好きなことを手に入れるために、無理して行動しなくてもいいのではないだろうか。


「生きる意味なんて考えなくていい」
「生きる目標や夢を必ずしももたなくていいい」
「もちろん夢をもってもいい。しかし、どちらでもいいのではないだろうか」
そんなあたたかく愛のある力強いメッセージ性があり、生きることへの説得力のある映画なのです。
人生の『きらめき』はそんな大それたものではなく、もっと身近にあるものなんですよね。



私たちは、ただ毎日生きているだけで、嫌なことに出くわします。
嫌でも、ある日突然、向こうから勝手に試練や苦しいことはやってきます。
それによって、私たちは自然と心を磨かされている。
つまり、夢をかかげて自分から努力して磨きに行かなくても、毎日の日常の中の辛い出来事で十分に、魂も確実に磨かれているのだ。



だから、あえて無理に夢をもったり、目的をもったりすることより、もっと大切なことがある。
美味しいものを食べる。
好きなドラマを見る。
家族や友人と笑い合える時間を楽しんだりする。
空を見上げる。
風を感じる。
このような日常の小さな幸せを味わうというように、人生の道中をちゃんと一瞬一瞬楽しむことが、命を大切にすることであり、『人生を生ききる』ことだと感じさせてくれる素晴らしい映画でした。

だから、一日一日をただ生きよう。
明日のことは考えずに、自然な流れにゆるやかに身を任せて。

【ソウルフル・ワールドの見どころ】

  • ジャズの音楽が楽しめる
  • 生まれる前の魂の世界観に怖さがなく、全体的に透明感のあるブルー色で美しく描かれており、たくさんの魂たちが小さくてかわいい
  • 22番キャラクターが初めての現実世界で体験することの驚きと感動の表現
  • ジョーのジャズのミュージシャンという夢からの心の変化に注目
  • 22番のキャラクターが自分を信じられず勇気が持てず自分の殻に閉じこもり続けている自己肯定感の低さの葛藤
  • クスっと笑える箇所が所々にある
  • この世とあの世の世界を行ったり来たりするところ
  • アニメだけど景色、人物、物や自然が本物のような映像になっている
  • JUJUさんの美しい歌声のエンディング曲に浸れる

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ディズニー&ピクサー映画ソウルフル・ワールド感想と見どころ【自己肯定感低い人におすすめ】:まとめ

女性が草原に寝転んでいる画像

今回は、『ディズニー&ピクサー映画ソウルフル・ワールド感想と見どころ【自己肯定感低い人におすすめ】』について、ご紹介させていただきました。

今に集中することを改めて実感させてくれる映画でした。

字幕版も見てみたくなりました。

いろんな雑念が湧いてきて、今に集中できない方は、以下の記事をぜひ参考にされてくださいね。

>>マインドフルネス瞑想を続けた結果は?ストレスや不安の解消効果を実証してみました!【体験談】

忙しくて映画館へ行けないという方も、ディズニープラスでお家で時間があるときに見てみてはいかがでしょうか。

自分の人生を「今のままでいいのだ」と、きっと自分を肯定したくなると思いますよ。

自分をまるごと肯定することは、自分の心の安定につながります。

自分の人生を目標や夢でがんじがらめにしたら、心も窮屈になってしまいます。

安心の心で毎日を穏やかに過ごしていきたいですね。

毎日の日常にたくさんの幸せはちりばめられているのだから、毎日をゆっくり味わうことこそ人生なのだと思いました。

スピリチュアル的によく言われるのは、あの世の死後の世界は、味わうとか痛みなど感じることができないんだとか。

だから、いろんなことを五感で味わう、感情を味わいきることこそ人生の醍醐味かもしれません。

苦しみや痛みもいつかは消え去り、解放されるこの世だけの期間限定の体験なのだから。

いつかは苦しみや悲しみも終わるから。安心して生きていこう。

できれば、気負いせずに、心を軽くしてたのしく生きていきたいですね。

あなたの人生が心豊かに幸せであふれた人生でありますように。

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