・人に優しくしすぎて辛い、疲れる。すぐに傷ついてしまう。
・人に優しくすればするほど、相手から軽視されてしまう。
・人に親切にし過ぎて、疲れて、ストレス。
・優しすぎる自分が嫌で、自己嫌悪で落ち込む。
あなたは、このような悩みを抱えていませんか?
私も人に与えすぎて自分がヘトヘトに疲れてしまったことがありました。
そんな時は、本当にしんどいですよね。
結論:人に与えすぎることは、自分の心身のバランスを崩してしまいます。本当に心から優しくしたいと思う人にだけに、親切にするようにしましょう。
ここでは、このような悩みをもっている方へ、人に与えすぎてしまう心理と、なぜ与えすぎると疲れるのかについて、お伝えしていきます。
この記事でわかること
・与えすぎる人の心理とは?
・自分が優しすぎて辛いと感じた時は心がストップをかけているサイン
このような行動をとってしまう心理を知ることで、なぜ自分が人に親切にし過ぎているのかに気づき、生き方を改めることができるかもしれません。
自分が優しすぎて辛いしんどい疲れる!人に与えすぎる人の心理と原因とは?
社会では、人のために生きることが美しいとされています。
そのため、時に人は、自分を犠牲にしてまで、人の機嫌をとり相手に尽くしてしまうことがあります。
しかし、それは、
確実にあなたのエネルギーが奪われてしまい、その補充をどこかに求めてしまうのです。
⇩
そして、エネルギー量が少なくなると、自分の活動力が減り、イライラしやすくなります。
⇩
その矛先が、会社の人、家族、友人、恋人など自分より立場の弱い人に八つ当たりしてしまうことにもなるのです。
このように、私たちは、自分を犠牲にしてまでも、自分より他人を優先していきてしまうことがあります。
そうなると、自分のエネルギーを外側に使い過ぎてしまいます。
では、人に与えすぎる人の心理とはどのようなことが考えられるのでしょうか?
例えば以下のようなことが考えられます。
【人に与えすぎる人の心理】
- 自分より人に尽くすことが美しいと教育されてきた社会の刷り込みからの行動
- 人に嫌われるのが怖い、批判されるのが怖い
- 他人の意見が正しいと思い込み他人に合わせてしまう
- 断ると相手を傷つけてしまうのではないかという優しい気持ちから人に親切にし過ぎてしまう
- そのままの自分では愛されないと思い込んでいるため
- 人に与えると自分に返ってきるという説があるから、幸せになりたいという見返りの気持ちから
- 相手に尽くしたら、相手がその思いに応えてくれるかもしれないという期待の気持ちから
このような心理が隠されていたりします。
しかし、このように尽くすことは、
相手に自分をなんとか印象付けて忘れさせないための心理でもあります。
⇩
そうすると、相手は、何となくその心理を肌で感じてしまい、心がザワザワして重たく感じてしまうのです。
私たちは、自分のエネルギー量が少ない時でも、なんとかエネルギーを絞り出して、相手に与えてしまうことがあります。
それでは、自分が疲れたり、やる気を失ってしまうのです。
自分のエネルギー量は、人それぞれ総量があり、無限ではありません。
ですので、自分のエネルギー量を管理して、無駄に減らすことをやめることが大切です。
他人に意識が向き過ぎている人は、
自分の願いを叶える余力が残っていません。
今の現状を変えるためには、人のために頑張ることをやめてエネルギーを補給しましょう。
仕事で頑張りすぎている人は、人の期待に応えなければいけない、断る勇気がもてない。そんな理由も多いかもしれません。
今、頑張りすぎている人は、以下の記事で、頑張りすぎないことの大切さについて詳しくのせていますので、ぜひ、参考にされてくださいね。
>>仕事を頑張りすぎる女性をやめたい疲れた!緊張をほぐし心と体を緩める3つの方法!
無理に人に優しくしたり、親切にし過ぎてしまうことは、
実は、脳は、嫌なことをしていると判断してしまいます。
⇩
嫌なことを続けることは、余計なことに気のエネルギーを散らかしてしまい、自分の限られたエネルギー量を減らしてしまいます。
このように、人に与えすぎると、エネルギーを消耗してしまうのです。
この自分のエネルギーに気を配り、
いつも確保しておくことが大切です。
⇩
エネルギーがない状態で人に与えると、残りわずかな自分のエネルギーを絞り出し、使い果たしていてしまうのです。
⇩
そうなると、自分を大切にする余力もなくなり、自分の体のエンジンが故障してしまうのです。
特に気をつけたいことは、
「徳を積むこと」や「人のために生きる」このように、人のために尽くすことが美徳とされている社会の流れに合わせて生き、自己犠牲にしないことです。
徳を積む方法も記事でもそのことについて、詳しくのせていますので、ぜひ参考にされてくださいね。
>>【徳を積む方法6選】運を引き寄せるための行動と徳を積んだ人の特徴とは?
自己犠牲からの偽りの優しさを続けていると、
相手に見返りを求めてしまうことが多いもの。
そのような行為は、期待を裏切られた時、大きな怒りや恨みの感情が芽生えたり、ひどくなると、相手に被害を与えるような行動に発展してしまうことがあるのです。
自己犠牲からは、誰も幸せになれないので、自分がいつも与えすぎていないか、自分の行動に目を向け、気をつけるようにしましょう。
自分が優しすぎて辛いと感じた時は心がストップをかけているサイン
自分に優しくし過ぎることは、実は、「もうこれ以上はやめて✖!」という心からの叫びでもあります。
だから、自分の心が苦しいと感じている時は、それ以上は安易に人に優しくし過ぎないようにしましょう。
そして、自分にエネルギーを注入することに集中しましょう。
そうして、いつも燃料不足にならない自分でいましょう。
ここで、私が、過去に燃料不足の人からとばっちりを受けた経験をお話させていただきますね。
私の体験談
私は、今まで働いてきた職場の中で、八つ当たりをしてくる上司に、何人か出会いました。
今振り返ると、共通点があったのです。
それは、他の誰かにエネルギーを奪われ疲れてしまい、その矛先を私や他の部下に向けていたという事実でした。
過去に出会った上司で、機嫌が悪い時、私に仕事を押し付けたり、怒鳴りつけることが多い人が何名かいました。
私は、ある時から、どうしてここまで私は言われているのか不思議に思い、上司の心理が知りたくなりました。
そして、上司に飲み会の時さりげなく聞いたのです。
「いつも疲れているようですが、家でゆっくり休まれていますか?」と。
そうしたら、その上司は、こう言いました。
「いやぁ~、女房が怖くて、いつも叱られて、家で居場所がないんだよ。」と。それから、別の人から聞いた話に寄りと、持病があり病院に通院しているとのこと。
上司が機嫌が悪いのは、これが原因だと思いました。
奥さんから怒られて家で居場所ないのと、体調がすぐれないことが原因で、ストレスが多くいつもイライラしていました。
私は、上司から、ストレス発散のうっぷん晴らしの対象になっていたのです。
また、別のある上司は、人から嫌われることが苦手な人で、部下に注意ができない人が人が良すぎる人でした。
当時、私は、20代前半で、その上司とは、かなり年齢が離れていました。
その上司は、自分と同じ年代の部下には注意できない分、心の中に言いたいことを貯め込んでいました。
きっと、その上司の我慢の怒りはマグマのように貯蓄されていたのでしょう。
しかし、ある時、私が、ほんの少しミスをしただけで、ものすごい勢いで怒鳴り出したのです。
この代わりようには、本当にビックリしたものです。
目が点になり、ひっくり返りそうになりました!
その日、私が仕事を終えて帰ろうとした時に、その上司は、私に言い過ぎたと感じたのでしょう。
このようなことを言ってきました。
「○○さんが、全然仕事してくれなくて、本当まいるわ~。管理職とは名ばかりで、給料は下がる一方。」
「今、クビになったら困るしな。はぁ~(大きなため息)。大学に入学させたばかりの息子もいるし。。。これからどうやっ生きていこうかわからなくなるよね~。」
とぼやいたのです。
私は、これらの経験から、人には、いろんな人生の悩みを抱えながら我慢をしながら生きている。
人それぞれいろんな事情があり、多くの人たちが、自分へのエネルギーが明らかに不足した状態で、目の前の仕事を頑張って乗り越えようとしているということです。
このように、人は、自分のストレスを、
何の罪のない自分よりも一回りも二回りも年下や立場が弱い人に、ぶつけてしまうことがあるということです。
逆のパターンもあります。仕事でのストレスを、
お家の中で、奥さんやお子さんに暴言を吐き、自分のストレスを解消して、なんとか仕事を頑張っているというケースです。
このような人たちに優しくしてしまうと、自分まで心身が疲れ果てて、エネルギー不足になり、何もやる気が起きないというような状態になりかねません。
このようなスパイラルに巻きこまれないように、早めに「一逃げた!」しましょう。
時に、優しさを止めることも相手に気づきを与える愛でもあるのです。
あなたが、なぜか
- いつも疲れる
- 体が重たい
- やる気が起きない
- イライラする
- だるくて眠たい
- 心がいつも晴れずにモヤモヤしている
- 頭痛がする
このような状態になったら、心からの「もう無理しないで」というサインです。
このサインを見逃すと、
相手のネガティブなものに影響されてしまい、自分の運まで悪くなります。
⇩
そうなると、なぜか自分までイライラした体質になり、周りの人間関係が円滑に回らなくなってしまいやすくなるのです。
だから、いつも自分にやさしく生きていこう。
そのほうが、絶対に周囲へも良い影響を与えるから。
自分が優しすぎて辛いしんどい!人に与えすぎてしまう心理と原因とは?:まとめ
今回は、「自分が優しすぎて辛いしんどい疲れる!与えすぎる人の心理と原因とは?」について、ご紹介させていただきました。
あなたは、優しくしすぎて疲れていませんか?
もし、そうでしたら、ぜひ、自分の心の状態を観察して、無理をされないようにしてみてくださいね。
そうすることで、あなたに元気が戻り、人間関係の悪化を防ぐことができます。
あなたは、もっともっと、自分にやさしくしていいのです。
やさしさでいつも自分を包んで生きていきましょう。
そうすることで、人にも心からのやさしさを与えられるはずだから。
あなたが他人ではなく自分にやさしくすることをたくさん許して、幸せな人生を送れますように。
【Nanae本の出版 お知らせ】
私の経験を基にまとめた「幸せに生きるためのメソッド」が一冊の本になりました!
自分にやさしくするための本になっています。
今必要としている方の手に届きますように願っています。
本のご購入はコチラから⇩
本の内容について詳しくは以下の記事に記載しています。