- 過去の怒りや憎しみが消えない。恨みを忘れるには?
- 許せない人への怒りと悲しみを手放す方法は?
- スピリチュアル的に過去の執着を手放す方法は?
- 抑圧された感情を解放する方法は?
- 感情を手放すワークはある?
こんな悩みを解決します。
結論:怒りや憎しみは、無理に消そうとせずに、自分の感情を、どう感じているか深く見つめていくと、消化されていきます。
幼い頃から、人にされたことが許せず、過去の怒りが消えないと、何をしていても頭によぎり、心が重苦しくて、生きるのがしんどいですよね?
私も、嫌な思い出を振り返ると、どうしてもあの時のことが「許せない」と怒りが湧きおこり、自分一人でイライラし、過去の感情を再現して苦しい時期がありました。
人への恨みや怒りが消えない方に向けて、当記事では、「過去の怒りや憎しみが消えない!恨みを忘れるには?許せない人への怒りと悲しみを手放す5つの方法」について、詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- 許せない人への怒りや恨みの感情を手放す5つの方法
- 怒りの感情をぶつけると良い人間関係は築けない
- 怒りの感情を手放せない原因
- 怒りの感情のデメリット
いつまでも、過去の怒りを手放せなかったら、相手は、とっくに忘れているかもしれないのに、、あなただけが、損をして、ダメージを大きくしていることになります。
過去の怒りや憎しみが消えない!恨みを忘れるには?許せない人への怒りと悲しみを手放す5つの方法
生きていたら、過去の出来事で、
- 「過去の怒りが消えない」
- 「過去の思い出して苦しくなる」
- 「怒りを思い出して眠れない」
- 「恨みが忘れられない」
このように、誰でも、許せない気持ちを消化できずに、苦しんでしまうものです。
そして、あんな人に出会わなければと、過去の自分を後悔してしまいます。
本当は、許せない人を忘れたいのに、そんな許せない相手を、大人になっても、ずっと思い出しては、怒りを感じ、自分を苦しめていませんか?
過去の恨みや憎しみ、怒りや許せない気持ちを、自分の心の中に、溜め込んでいる時、本当に苦しいですよね。
生きていれば、
- 許せないと思う怒りや憎しみの感情が生まれることが誰にでもあります
⇩ - でも、そんな嫌な感情をずっと抱え込んで生きていくのは辛いです
⇩ - だからといって、毎日何もなかったようにニコニコ笑顔で振る舞い、嫌な感情に蓋をしたまま生き続けると、その怒りの感情は、どんどん膨れ上がり、いずれ、爆発したり、悪さをしてしまいます
⇩ - そうならないために、しっかりと、感情は、その都度、自分で気づいてあげて、労い消化してあげる必要があります
ここでは、許せない人への怒りや恨みに苦しんでいる方が、「怒りや恨みを手放す5つの方法」について、お伝えしていきます。
許せない人を許そうとしなくていい
あなたは、許せない人を許そうと頑張りすぎていませんか?
許せないくらい怒りや恨みの感情をもたらした相手を、
- 簡単に許すことなんて、誰でもできないんです
⇩ - なので、許そうとしていたのなら、もう、その人を許そうとするのを、やめてください
無理に、許そうとするとなぜいけないのでしょうか?
それは、自分の本音では、許せないと思っているのに、
- 無理やり、思考で、許せないことをやめようとしてしまっているのです
⇩ - この状態は、「許せない自分はダメでしょ?」と自分に、絶えず、ダメ出しをしていることになります
⇩ - そんな状態が進むと、我慢している自分がどんどん心の中に膨らみます
⇩ - 「人を恨んだり思ったりするなんて、人として美しくない」と思っていると、心では、煮えくり返っているのに、表面はニコニコ笑顔で接し、自分を取り繕っていることになります
それでは、あなたは、
- 自分の心に嘘をつき続けている状態です
⇩ - 自分に正直に生きていないと、自分を好きになれなくなります
⇩ - 自分をダメな自分を思い込んで行きます
⇩ - ますます自己肯定感を下げる
なので、まずは、自分の心に正直になってください。
ただ、ここで、一つ、先にお伝えしておきます。
許さなくていいというのは、
- 相手を不幸にしたり、相手に仕返しをするということではありません
⇩ - あなたが、怒りの感情から楽になり、あなた自身の人生を幸せにすることが目的です
あなたは、その人を、許せないくらい、怒り苦しんでいるんですよね?
そうなら、以下の言葉を自分に言ってあげてください。
「許せなくていいんだよ」
「許せるわけがないよね」
「怒ったり、憎んだり、恨んだりしていいんだよ」
「それさえも、あなたの大切な感情だからね」
このように、自分が怒っていたんだということをまず認めることです。
認めると、あなたの心は、「やっと気づいてくれた、わかってくれた」と安心してくれます。
何度も何度も、上記の言葉を自分に伝えて、自分を認めると、
- 許すことはできなくても、不思議と、相手が気にならなくなっていくのです
相手を、許せなくていいのです。
そうです、許せるはずがないのです。
あなたに、怒りの感情が湧いてくることは、とても自然な事なんです。
だから、無理やり消さなくていいんです。
そのために、どんな汚い感情の自分を認めて、自分を愛せるようになることです。
そうなると、過去の怒りや恨みの感情は、自然と消えて、過去の事なんてどうでもよくなっていきます。
怒りを吐き出す
あなたが、人を許せない怒りや恨みの感情を吐き出しましょう。
人は、人を許せないという怒りをもつと同時に、「そんな自分は、意地悪だよね」と自分を否定してしまいます。
これは、私達は、幼い頃からの教育で、
- 人に親切にしなさい
- 人のことを悪く言ってはいけない
- 争いごとをせずに、みんなに合わせる
このように教わるからです。
なので、人を悪く思うと、
- 罪悪感を感じてしまうのです
⇩ - 真面目で優しい人ほど、この社会のルールに苦しんでしまいます
でも、いいのです。
人に合わせたり、いい人になるのは、やめましょう。
もうあなたは、十分いい人なんですよ。
実際に、今、苦しんでいるから、解決策を見つけたくて、こうやって私のブログを読んでくださっているんですから。
これ以上、いい人にならなくていいんです。
嫌なことをされたことを、そのまま、言葉に出してみましょう。
言葉に出すことで、今、そう思っていることを再認識するのです。
「私は、あの時、あんなことをされてムカついた」
「私は、あの人に、あんなことをされて、今も深く傷ついている」
「あの時、こうしてくれたら、こんなふうに苦しまなくてよかったのに」
「だから私は、今も、アイツを憎んでいる」
「だから、私は、今も、アイツを恨んでいる」
このように言葉に出すのです。
お風呂に入っている一人の時間に、これらの言葉を口に出して言ってみるのもオススメです。
そして、これらの言葉を気がすむまで吐き出したら、以下の言葉をさらに付け加えてください。
「こんなに傷つけられて、本当、怒りがでてくるのが、当たり前だよね。」
「でも、よくここまで、苦しさを抱えながら、生き延びてきたよね。」
「私、えらいじゃない。」
または、実際に手紙は投函せずに、相手宛に、その時の怒りの思いを手紙を書くこともおすすめです。
投函しないから、何を書いてもあなたの自由です。
- 今、思っていることを全部書いてみましょう
⇩ - そして、ビリビリ細かく破り、捨てましょう
⇩ - ハサミで、細かく、シュレッダーみたいに、砕いて、要らない箱にいれます
⇩ - そして、そのゴミに向かって、「今まで、私の怒りの感情さん、私を守ってくれてありがとう。」
⇩ - そう伝えて、ゴミ箱に捨てましょう
ちゃんと儀式化して捨てると、
- ちゃんと終わった感がでるので、心がスッキリして、心が空になります
⇩ - そうなると、あなたの重かったエネルギーが、軽~くなります
注意したいことは、
- 手紙を書いている時に、「こんなことネチネチと根にもってた私、性格悪いかも?」とか、自分を責めて自己嫌悪にならないこと
です。
怒りは、私達の味方なのです。
怒りは、これから先、あなたを同じことで苦しめないために、あなたと一緒にいてくれていたのです。
ずっと、見守り続けてくれていたんです。
なので、怒りは決して、悪いものではありません。
怒りや恨みや憎しみの感情は、あなたの大切な一部なのです。
怒りや恨みの感情を内観する
ここでは、怒りや恨みの感情を内観することについて、お伝えします。
怒りの感情は、
- 第二の感情と言われています。
実は、怒りの感情の裏側に、第一の感情と言われる
- 悲しみ
- 虚しさ
- 寂しさ
- 恐怖心
が隠れているのです。
人は、人との関わりで、時として、怒りの感情を感じてしまいます。
そして、人に怒りの感情をぶつけてしまったり、または、我慢して、怒りを飲み込んで、自分で抑え込んでしまいます。
例えば、以下のような時に怒りを感じます。
- 人前で、恥をかかされた
- プライドが傷つくことを言われた
- 自尊心を傷つけられた
- 裏切られた
- ある行動で、孤独感を感じた
人から、何か不愉快なことをされた時、私達は、無意識に、
- 本音を見たくないために、怒りの感情で、自分を守ろうとガードを張ります。
ここでは、あなたの怒りや恨みの裏側にある気持ちを見つけていきましょう。
怒りの裏側の本音に気づき怒りを手放すワークをする
怒りを掘り下げるていくと、本音にたどり着きます。
怒りには、
- 必ず理由があり、裏に、本心が隠れているのです
ここでは、その怒りの裏側の気持ちを探って、怒りを手放すワークをしていきましょう。
例えば、『怒りを手放すワーク』は、以下のような感じです。
【例①】
- 親からいつも怒鳴られたり、叱られて育ったため、今も親に怒りを感じている
⇩
本当は、自分は愛されないと感じて、怖くて、不安で、寂しかった
【例②】
- 彼氏に別の彼女ができ、結婚を約束していたのに、裏切られて怒りと憎しみの感情が消えない
⇩
彼のことを本気で好きで、信用していたので、ただただ悲しかった、悔しかった、苦しかった、辛かった
【例③】
- 職場の上司からパワハラされたことが、許せない
⇩
人前で、怒鳴られて、恥をかいて、プライドが傷ついた、自尊心を傷つけられた、辛かった
【例④】
- 女性グループから意地悪されて、孤立した体験が、今も、時々、思い出すと怒りを感じる
⇩
自分を否定されたような気がした、自分には生きていても価値がない人間のように思えて、苦しかった
人からバカにされているように感じて、自尊心が傷ついた
このように、本音を見つけてみてください。
必ず、本心が隠れています。
最初は、本音を知る作業は、
- 怖くて、見たくないかもしれません
⇩ - 怒りに変えているくらいなので、見るのは、辛いはずです
⇩ - でも、この本心を見ないで、生き続けると、いつまでも、怒りのベールに包まれた自分で生きていくことになります
もう十分、あなたは、怒りの感情に苦しめられてきたはずです。
もう、怒りから、解放されていいのです。
あなたが、怒りの解放したいと感じたから、私のブログを見ています。
これは、
- 「もう、あなたは、怒りを卒業して、あなたらしい幸せな人生を生きてくださいね」という宇宙からのメッセージなのです
⇩ - どんどん、見つけ出していくと、あなたの魂が「やっと気づいてくれたんだね」と喜んでくれます
⇩ - 少し、勇気が入りますが、これができるようになると、今まで、いかに、自分を粗末に扱っていたかということに気づきます
⇩ - そして、自分を大切にできる人生に移行できるようになるのです
本心に気づくためには、マインドフルネス瞑想がオススメです。
別の記事で、「マインドフルネス瞑想を続けた結果は?ストレスや不安の解消効果を実証してみました!」について、のせています。
ぜひ、取り入れてみてください。
不安やストレスが軽減されて、心が軽くなりますよ。
本音の痛みを癒す
あなたが、怒りの裏側の本心に気づいたら、その痛みを癒してあげましょう。
まずは、「こんなにも過去の出来事に痛みを感じていたから、怒りの感情があったんだ」と認めてみましょう。
そして、痛みを癒すには、
- セルフ・ボディタッチが有効です
セルフ・ボディタッチとは、
自分の両手を使って、体にやさしく触り、体のコンディションを知り、心を癒していくことです
セルフ・ボディタッチで癒すには、
- お風呂に入っている時や夜寝る前に、リラックスした状態で、体に全体にやさしく触れていきます
⇩ - 「辛かったよね」「苦しかったね」「私はいつも味方だよ」「悲しかったね」「寂しかったね」
⇩ - このように、本音の気持ちに寄り添い、自分に、優しい言葉をたくさんかけていきます
⇩ - これを毎日続けると、じわ~っと温かい気持ちになります
このように、優しい言葉の療法で、自分の体を労わると、心も体も、自分を大切にしている実感を覚えます。
そうなると、
- あなたを粗末にする人や、あなたを傷つけるような人を、肌感から、感知して、受け付けないようになります
⇩ - このように、危険を察知する力が、私達にはあるのです
でも、怒りのベールで覆(おお)って、生きていると、
- 自分の本当の声が聞こえず、気づけないのです
⇩ - なので、怒りから自分を解放して、癒してあげることが大切なのです
気づいて認めると、心も楽になるよ。
今生きている自分をすごいと認める
生きていると、いろんな人から、「理不尽なこと」や「嫌がらせ」を受け、怒りを感じる場面に遭遇しますよね。
そんな人生の苦しみを一つ一つ乗り越えて、あなたは、今生きています。
これって、本当にすごいことだと思いませんか。
怒りがマックスになると、
- それだけ、エネルギーを消耗し、体や心に負担がかかっています
⇩ - それでも、心臓は、毎日、休むことなく、働いてくれているから、あなたは、今、生きているのです
⇩ - 心臓以外にも、臓器の一つでも動かなければ、私達の体は、正常に働かないのです
これって、本当に、奇跡でしかないなって思うんです。
ですので、自分に対して、
「今まで、無事に、よく生きてきたね。」
「あんなにひどい事されて、苦しかったのに、よくここまで、生きてきたよね。」
このように伝えて、自分を認めましょう。
今、お付き合いのある人間関係の中で、許せない人がいる場合は、
- その人を、イメージし、その人のハートに向かって、「ありがとう」と何度も伝えてみてください
⇩ - 少しづつ、その人との関係性が良い方に好転していきます
もう会えない人でも、
- イメージの中で、その人へ「ありがとう」と何度も伝えていくと、あなたの心に良い変化が起こってきます
⇩ - なぜか、その人へ、前ほど怒りの気持ちが湧いてこないことに、気づくかもしれません
怒りとありがとうの周波数は、全く違います。
その相手を、感謝の視点と怒りの視点で見る時では、周波数が違うので、全く、見方が違ってくるのです。
許せない、憎いという思いが強く、どうしようもないくらい苦しい時は、
- ひたすら「ありがとう」を唱えると、不思議なことや、奇跡的な体験をすることがあります
こんな苦しみを乗り越えて、生きてきてくれた自分に「ありがとう」と伝えてみましょう。
ありがとうの言葉には、本当に、大きなパワーがあります。
別の記事で「ありがとうの効果と奇跡の体験談」について、詳しくのせていますので、ぜひ、参考にされてください。
あなたの体と心は、あなたが大切に扱えば扱うほど、あなたを美しくしてくれます。
怒りが湧いた時の出来事から何かを学ぶ
怒りが湧いてきた時は、その感情から学ぶことを意識してみましょう。
怒りが湧いた時の出来事には、
- 必ずメッセージが隠れています
⇩ - なので、怒りの感情を怒りのままにしないで、そこから、何かを学び取ることです
⇩ - その出来事から、学び取ることで、あなたの魂は、一つ成長します
⇩ - そうなると、確実に、精神レベルでは、あなたの精神レベルは上がるのです
⇩ - ですので、相手を許したら、私が負けた感じがするから、許したくないと意地を張る必要がないのです
⇩ - 精神レベルでは、あなたが勝っているからです
あなたが、負けた気になりたくないのなら、相手よりも、人間的に成長していくことです
そうなると、自然と、相手のことが気にならなくなるのです
起きた出来事は、
- 消すことができないかもしれません
⇩ - しかし、過去の出来事が気にならなくなれば、それは、過去の嫌な出来事が消えてなくなったことと変わらないのです
そうなんです。
このように、意識の中で、過去を消すことは可能なのです。
スピリチュアル的には、あなたが、過去の怒りを手放し、何か学ぶことで、あなたの精神レベルが上がり、過去の怒りが気にならなくなるのです。
例えば、以下のように学ぶことができます。
- 嫌なことをされたことで、「私は、このような事をされると、不快に感じるんだな」とわかる
⇩ - だから、私は、もうこのような人とは付き合わない
⇩ - 自分がされて嫌なことは、人にしない
⇩ - このように、心の痛みがわかる
⇩ - 波動が上がり、精神レベルのステージが一段上に上がる
⇩ - 許せないと感じていた人が、器が小さい人に見えてきて、その人が気にならなくなる
何か、あなたが学ぶために、起きているのです。
自分を深く知りましょう。
自分を深く知ることで、そこには、メッセージが隠れています。
例えば、
- 怒りの感情の裏側をみる
⇩ - 裏側は、自尊心を低く見積もっている自分に気づいた
⇩ - 誰にでもイエスで答えていた
⇩ - この宇宙からのメッセージは、自分の気持ちを、正直に相手に伝えるレッスンかもしれません
自尊心が低いと、
- 心では、相手の不快な言動に、嫌だと思っても、表面では、ニコニコして笑顔で接してしまうことがあります
⇩ - そして、無理に、我慢して、相手の嫌な言動を受け入れてしまいます
⇩ - そうなると、相手は、あなたを軽く見て、「少しくらい意地悪してもいいだろう」と思われ、どんどん、態度もエスカレートします
これは、自尊心が低く、自分を認めてないというメッセージを教えてくれているのです。
こういう時は、自尊心を育てることがあなたのレッスンになります。
別の記事で、「自分を大切にすると波動が上がり愛される!自己受容を育てる方法」について、のせています。
自分を大切にして、自尊心を高めるための方法について知りたい方は、ぜひ、読んでみてください。
自尊心が高いと、
- 人から、嫌なことをされた時、キッパリと「そんなことしないでください」と伝えることができます
このように、自分が成長することで、同じ問題は起きなくなります。
以下の記事では、自尊心の高め方について詳しくのせていますので、ぜひ参考にされてください。
>>自分いじめや責めるのをやめられない!大人になってから低い自尊心を育て高める方法!
過去の怒りからあなたは、何を学びますか?
このステージを乗り越えることで、同じような問題は解消され、今よりも心地よいステージに移行できるのです。
怒りの感情をストレートにぶつけると良い関係は築けない
怒りの感情をストレートに相手にぶつけても、良い関係は築けません。
その場で、相手に、怒りを吐き出せば、
- 相手は、自分が責められていると感じてしまうので、あなたの期待に応えようとしてくれません
⇩ - 人は、一方的に責め立てて、否定してくる人を、素直に受け入れられないのです
本当は、悲しく感じているのに、怒りで表現すると、
- 言葉が、とげとげしくなり「不平不満や泣き言」で、相手に伝わってしまうのです
⇩ - そういう時は、本音で「こうしてほしい」と伝えれば、相手とは争いに発展しないことが多いです
でも、自分が傷つきたくないために、
- 怒りというベールをかぶり、ストレートに思いを伝えられないのです
⇩ - そうなると、相手に、本心はいつまでも伝わらず、相手もあなたの期待に応えてくれないのです
ストレートに、まっすぐ言わなければ、伝わらないことも多いです。
もちろん、女性の気持ちに察してくれる、繊細な男性の方もいらっしゃると思いますが、気づかないことが多いのではないでしょうか。
このような関係を防ぐために、
- まっすぐに伝える訓練を少しずつすることで、本当の気持ちを素直に言えるようになっていきます
⇩ - こうなると、無駄なエネルギーをお互いに消費せずにすむので、無駄に疲れず、生きやすくなります
人生をより良く人間関係を築き、楽しく過ごすには、
- 素直に、自分らしさを表現することが大切なのです
男女関係でも、無駄に、ケンカを生まなくなりますよ。
過去の怒りの感情を手放せない原因
なぜ、私達は、人からされた怒りを手放せずに、ずっと過去の怒りを背負いながら生きているのでしょう?
その理由は、以下のようなことがあります。
- 相手に負けそうで嫌だから
- 私を傷つけたのに、相手を許すと、自分より相手が幸せになってしまう気がする
- 自分が損をしているようで嫌な気持ちになる
自分を傷つけた人には、
- 自分よりも幸せになってほしくないと思っているのです
このように、人に怒りがある時、
- 「あの人が幸せになるなんて許せない」という気持ち
- 「人の幸せを願えない私って最悪な人間」という気持ち
この2つが混在します。
この2つ思いが交互に現れるので、
- 許せないという破壊的な感情で相手を責める
⇩ - それと同時に、「こんなこと思ってはいけない」という罪悪感から自己否定を強くしてしまう
のです。
ここまで読むと、ものすごくしんどい生き方をしていることに気づくと思います。
私も、過去に、このようなスパイラルの中で、毎日、生きていた時は、本当に苦しかったです。
なので、あなたの苦しさもよくわかるのです。
「許せない人には、自分より幸せになって欲しくないと思っている」この心情をまず、受け入れましょう。
そんな気持ちが出てきて当たり前なのです。
なぜ、そう思うのでしょうか?
それは、あなたの自尊心が深く傷ついているので、
- これ以上傷つけられたくないという守りの態勢が働いているのです
⇩ - なので、正常なんです
⇩ - この守りの態勢を作るために、許せない怒りや恨みの感情が湧いてくるのです
相手を許せないと思う気持ちが湧くのは、
- 人は、誰でも、自分の中で「ここまでは許せるけど、ここから上は許せない」というラインがあるのです
⇩ - その期待を裏切られた時、人は、失望し、相手に怒りを感じてしまうのです
⇩ - こうしてほしかったという思いを我慢して、自分の中に眠らせていると、大人になっても、ずっと引きずり、それを恋人や友人に要求するようになります
⇩ - 期待していたことに、答えてくれなかった怒りの蓄積により、心が欠乏感のまま、生きていくことになるのです
怒りには、
「こうしてほしい」という希望や要望、期待が隠れているの
です。
このように、自分の怒りばかりに目を向けると、自分だけがひどい目に合わされたと思ってしまいます。
でも、実は、あなたにひどいことをした人達も、劣等感や悲しみ、怒り感じて、欠乏感を持ちながら生きてきたのです。
怒りをただ感じて、モヤモヤしながら生きていては、
- 相手と同じステージにいることになるので、あなたに良いことは起こってきません
⇩ - なので、あなたが、少しずつ、ここから、変わろうと思い始めた時、あなたに起こる現象は、良い方に向かって進んで行くのです
あなたもその相手も、
今、「自分を大切にすることに気づくこと」を学んでいるのです。
そして、自分が嫌がることは、相手に伝える勇気をもつことが、自分を尊重することになります。
自分を尊重すると、自分を大切に感じることができます。
ここで、これから、あなたが、人からされたら不機嫌になることを、リスト化してみましょう。
紙に書いて、自分がどんなことでイライラしたり、怒りを感じるのかを、一度視覚化してみるのです。
自分のことを深く知ることで、不機嫌になる前に、「これはしないでほしい」と先に相手に伝えられるので、自分で自分をちゃんと守ることができます。
自分の心を大切にせず、無防備に自分をさらけ出していると、
- ズケズケといろんな人があなたの心に入り込んでしまいます
⇩ - そうすると、自分を深く傷つけてしまうのです
⇩ - 自分の心の本音は、自分しかわかりません
⇩ - 自分しか、自分を守ることができないのです
自分の心の声に耳を傾けるためには、直観力を鍛えることです。
自分の心の声をもっと知り、その声に従って、危険なことを察知できる勘を鍛えて、自分らしく生きていきましょう。
別の記事で、「第六感がある人の特徴とは?感性を磨いて直感力を鍛える方法4選!」について、のせています。
詳しくは、そちらを読まれてください。
自分の思考だけで、思いつくことは限界があります。
直感の力を借りて、自分の人生で、最良の選択をしていきましょう。
怒りの感情を抱えて生きるデメリット
ここでは、怒りの感情を抱えて生きるデメリットについて、お伝えします。
あなたは、過去の嫌な出来事で許せない怒りや憎しみを、今も、ずっと、「許してたまるもんか」と、心に握りしめて、抱え込んでいませんか?
怒りの感情を手放したいけど、
「手放したら、相手が自分より幸せになりそうで、許せない」
このように思ってしまうものです。
この葛藤は、私も長い間苦しんできたので、ものすごくわかります。
本当は、怒りを解放したいけど、出来ないから苦しんでいるのです。
でも、ここでご紹介する「怒りのデメリット」を知ることで、ずっと心に握りしめていることが嫌になると思います。
怒りの感情は、
- 早く、怒りの感情の荷物を下ろした方が、生きやすくなります
怒りの感情を持ち続けていると、以下のように、あなたが損をすることになります。
- 顔がこわばる(鬼の形相になる)
- 肩ひじがガチガチにはる
- 肩こりで、血流が悪くなる
- 呼吸が浅くなる
- 身体に負担がかかる
- 内側の怒りが波動から伝わり、雰囲気からいつもピリピリ感を感じる
- 不平不満や愚痴が出る
- 憎しみや怒りの感情を何年も抱えていると、病気を引き起こす
- 人の言うことが素直に受け入れられず、カッとしやすくなる
- イライラして人と衝突しやすい
- 怒りの感情を持つと、波動が低くなるので、同じ波動の低い物事を引き寄せる
- 許せない恨みや怒りの感情を、心の中に何年も眠らせていると、人生全般の運が下がる
- トラブルや問題に巻き込まれやすくなる
- 人にも八つ当たりをしてしまい、人間関係が良好にならなくなる
- 自分らしく生きにくい人生になる
- 怒りのベールで自分を包んでしまい、自分の本当の声が聞こえない
- 自分にも厳しく、人にも厳しい目で見てしまう
- 他人の欠点が許せない
- 他人が近寄りがたい空気を感じてしまう
このように、怒りは、自分に悪い影響を与えるのです。
また、怒りや恨みの感情は、
- 被害者意識の自分をつくってしまいます
⇩ - 「なんでいつも私は、こんなひどい事されるの?」と被害者意識になるとそれが、あなたの生活で、パターン化してしまい、何か起こる度に、自分を責めるようになるのです
⇩ - これは、自己否定を肥大させていることになります
⇩ - そして、相手のことも責めるようになります
そうなると、以下のような磁石の力が働くのです。
- あなたが「私は被害者である」と思っている
⇩ - あなたに「加害者」の役をしてくれる人が寄って来る
これは、引力の法則です。
それだけ、怒りや恨みの感情は、いろんなトラブルや問題を引き寄せる原因になります。
このように怒りを抱え込んで生きていくと、自分の人生に悪影響を及ぼしてしまいます。
これでは、
- 誰かへの怒りから支配された人生を歩むことになってしまいます
⇩ - これこそ、あなたは、許せない相手に負け続けていることになってしまうのです
このような悪いサイクルから抜け出すには、
- 怒りは、自分の原因で肥大化していることを自覚する事です
⇩ - これは、とても、認めたくないことなのですが、このように自分を認めた時、あなたは、今まで見たこともない安らかな世界へ移行することができるのです
怒りは、あなたに絶えず、メッセージを送り続けているのです。
「怒りを何とかして解放したい」
「もう怒りにとらわれず自由になりたい」
そう思っているのなら、今、あなたが大きく変わるチャンスです。
なぜならば、もう怒りの苦しみの学びを卒業するタイミングだからです。
怒りの苦しみの先には、自由や爽快な解放感が待っています。
ぜひ、この機会に、怒りの解放を真剣に取り組んでみてください。
勇気をもって、手放してみてくださいね。
過去の怒りや憎しみが消えない!恨みを忘れるには?許せない人への怒りと悲しみを手放す5つの方法:まとめ
今回は、「過去の怒りや憎しみが消えない!恨みを忘れるには?許せない人への怒りと悲しみを手放す5つの方法」について、ご紹介させていただきました。
人を許せない怒りや恨みや憎しみの感情は、簡単に消せるものではありません。
急には、完全に消えてくれません。
これを機会に、少しずつ、怒りの荷を下ろして、あなた本来の自分らしさを取り戻していきましょう。
あなたの人生は、こんなものではありません。
宇宙は、絶えず、あなたに愛を送り続けています。
それにせき止めて、気づいけていないのは、あなたの方なのです。
以下のような言葉を自分にかけて、自分を解放してあげてください。
- 「相手を無理に許そうなんて思えなくていい。」
- 「そう思えない自分でもいいんだよ。」
- 「許さなければと、許しにこだわらなくていい。」
ここにのせている方法を実践していくと、あなたは、自分で、感情のコントロールができるようになっていきます。
怒りさえも、実はあなたの味方なのです。
怒りを悪く感じていると、なかなか手放せません。
怒りも自分の大切な一部だということを認めましょう。
怒りを味方につけて、人を許せないこだわりを捨てる訓練をしていくと、怒りがスーッと、消えていき、相手を気にならなくなっていきます。
あなたは、いつからでも、怒りから自由になることができるのです。
あなたが、怒りや恨みの感情から解放されて、心の痛みが流れ、本当のあなたの人生を生きられますように。
ショート動画でも「人を許せずに過去に怒りが消えない時」について、配信しています。
ぜひ合わせてご覧くださいね。
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